技術サポート / 耐摩擦性

「擦れ」を一つの原因に決めつけない

色移り、傷、光沢低下、白化、ニス剥離、インキ密着不良は別の現象です。 損傷位置、乾燥、養生、基材、インキ膜、ニス、摩擦方法、後加工を分けて記録し、 一つずつ検証します。

印刷・塗工サンプルを表面評価用に配置した出典サイト画像
jljcoatings.com のサンプル画像です。摩擦回数、光沢値、試験合格、 顧客案件、特定基材への適合を証明するものではありません。

現象の切り分け

まず現象を分ける

同じ「擦れ」でも、損傷層と発生工程が異なれば、確認すべき変数も異なります。

01 / 色移り

色移り

インキやニスが相手材へ移る。乾燥・養生・接触圧・積み重ね条件を確認。

02 / 傷

傷・光沢低下

皮膜が残ったまま表面だけが変化する。摩擦材、荷重、表面粗さを確認。

03 / 剥離

剥離・密着不良

どの界面で破壊したかを確認し、基材処理、下層、乾燥、後加工を追跡。

試験記録

比較可能な試験記録

  • 試験前後の同位置写真
  • 摩擦材、荷重、回数、速度、方向
  • 印刷・塗工・乾燥・養生条件
  • 基材ロット、印刷面、インキとニス
  • 良品見本と合否基準

判断の境界

ニスは自動的な解決策ではない

インキ膜が未乾燥、密着不良、基材が不適合、試験方法が不一致の場合、ニス追加だけでは原因を解決できません。一度に変更する条件を一つに絞って比較します。